15年ほど前に遡ります。
私が会社員時代に「ほぼ日刊」でメルマガを発行していました。
自分が範を示す事が大事だと考え、1日1冊ビジネス書を読んでメルマガでの発信を行っていました。
4年ほど書いていました。すると、会社以外の交流の輪がどんどん広がりました。
結果、会社員よりも「学んでいる」「成長意欲がある」意識高い系の人たちと交流するようになりました。独立してからは「オレ、凄いんだよ。」と益々エスカレートしました。
(ちょっと勘違いしました。)
が、そもそもの目的から外れている事に気が付きました。
メルマガ読者に対して「先生」ポジションを示す事が目的となっていました。
ビジネス書評論家先生が仕事であれば良いのですが、独立コンサルタントであればビジネス書は読んでいて当たり前だと思われています。やればやるほど自分の価値を低めていました。
(本当にスゴイコンサルタントは実はビジネスノウハウ本は読んでいませんでした。)
その後、仕事の獲得が最優先事項だったので毎日のような情報発信は不要となりました。コンサルティングコンテンツの充実に注力していました。
これまで長く関わっているお客さんのホームページを見て
「もう少し社長の人柄が分かると良いのにな~。」と思いました。
その瞬間、わが身を振り返りました。
自社のホームページはどうだろうか?
「私の人となり」は全く伝わりません。
って事で発信を再開しました。
「昔やっていた」などと偉そうな事をつべこべ言う前に範を示しましょ。ですね。
「さ、はじめよう」