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さあ、はじめよう

20200701 「時給脳を越える」

いつも、時給換算で仕事をしていると時給の壁は越えられません。

時給1,000円が2,000円に上がったと喜ぶだけです。

私の事業再生コンサルタントの修行時代の経験をお伝えします。

その会社の1日当たりの報酬は10~20万円程度です。

ざっくり時給1~2万円です。

でも、そのための事前準備に費やす労力は計り知れません。

金融機関などから紹介を受ける事が多かったのですが、

直接会うまでは詳細な情報は知らされません。

業種や規模や地域などのアウトラインだけです。

限られた情報を基に、業種特有の課題や地域特性や競合情報などを事前に徹底的に調べます。

その上でお客さんの会社を訪問します。

そこでは、いくつかのポイントを押さえた質問をします。

その後提案の局面に入ります。

提案前の事前調査として1か月程度企業に入り込みます。

この期間は寝る間を惜しんで没頭します。

提案時には目が血走っている事もしばしばです。

そして、上記の報酬を含んだ形で提案します。

ここでうまく契約出来なければただ働き同然になります。

が、大抵は契約へとこぎ着けます。

すると、上述のような金額の仕事になるのです。

「言われた事をやったからいくらください」の時給脳ではなく、価値の対価を請求出来ます。

ま、私もこの考え方を徹底的に叩き込まれました。

現在、一緒にやっているパートナーにも徹底的に叩き込んでいます。

相手の期待値の枠内=時給換算ではなく、

相手の期待値を越える=価値換算で働く。

には何からはじめますか?

無理せず出来る小さな一歩を、

「さあ、はじめよう」

完全防備のつもり

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