鶏口牛後という諺があります。
大きな集団の最後にいるよりも、小さな集団の先頭にいなさい。
との意味合いで使われます。
言っている事は分かるのですが、向き不向きがあります。
特に日本人は小さなころからの教育で牛後を躾けられました。
規則正しく周囲に合わせる能力ばかりを求められました。
いきなり、鶏口を目指せと言われても出来ない人ばかりなのは当然です。
鶏口になる人はならざるを得ずになった人です。
(私も含めて)はみ出てしまった人や我慢できなくなった人です。
牛後で我慢できる人はそのままで良いのです。
なぜなら、日本は牛後に手厚い社会だからです。
それでも、たった一度の人生だから、鶏口を目指したいのであれば目指しましょう。
しかし、いきなりではうまくいきません。
今おかれている環境の中で少しづつ実績をつけるのが現実的です。
小さな集団であっても引っ張るには考え着る事、実行しきる事、大胆に方向転換する事が求められるからです。
いきなり出来る事ではないので今の環境でしっかり練習したいものです。
牛後を外れるのはいつでも出来ます。
ただし、しっかりとした準備が無ければ鶏口にはなれません。
何から準備しますか?