おはようございます。
行動への最初の一歩を後押しする“人と組織のプロフェッショナル”内海透です。
動けなくて忸怩たる思いをしている方へ「さあ、始めよう」と背中を押すブログです。
それでは、本題です。
仮説を立てる。
先日のお客さんの会社での企画会議のシーンです。
若手で伸び盛りの社員がいます。
経営陣とは「やらせて失敗させてそこから学ばせよう。」と合意していました。
しかし、企画会議に出してきた企画があまりにもお粗末でした。
過去企画のミニサイズの提案でした。
そこまでは良しとしましょう。
同じ商品の切り口を変えるのはやるべき事ですので。
ただし、そこに何の仮説もありませんでした。
「なぜ、ミニサイズなのか?」
「持ち運べるからです。」
「なぜ、持ち運ぶのか?」
「誰が、持ち運ぶのか?」
「既存品に比べてどの程度の市場があるのか?」
「どのチャンネルで販売するのが良いのか?」
問い詰めているように見えますが考えてもらいたいのです。
自分なりに「なぜ?」を繰り返し仮説立てをする。
その結果、販売開始後に検証が出来るようになります。
全部自分に返って来ます。
良い事も悪い事も。
であれば、徹底的に考え抜いて仮説立てをしたいものです。
正解は誰かが教えてくれるものではありません。
「さあ、はじめよう」