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20201204 「文書か口頭か?」

おはようございます。

内海です。

コミュニケーションや人間関係で困っている、悩んでいる方へすぐに使える小技を毎日お届けしています。

コミュニケーションのツールは益々進化しています。

進化に乗り遅れるなという話をするのではありません。

相手や状況によって使い分けようという話です。

聞く能力や記憶力に長けている人が相手であれば口頭。

不安がある相手や細かい相手であれば備忘として文書を残す。

相手が聴く力がある人なのにわざわざ文書を残すと不愉快になる場合があります。

記録を重視する相手に口頭だけのコミュニケーションだと相手が不安になります。

簡単な見分け方は電話を多用する人は口頭型、ラインやメールやメッセンジャーを使う人は記録型として使い分けています。

※仕事の内容や相手との距離感、世代間でも違うので皆さんの見分け方基準を作ってほしいです。

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#1日1分コミュニケーション力アップ #コミュニケーション改善 #表現力 #文書か口頭か

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20201203 「表現力」

おはようございます。

内海です。

コミュニケーションや人間関係で困っている、悩んでいる方へすぐに使える小技を毎日お届けしています。

2年ほど前からダンススクールに通い始めました。

社交ダンスではありません。

ロックダンスです。

若いころからディスコやクラブが好きでした。

が、踊りを習った事が無かったので一念発起して始めました。

昨年は4回ショーに出演しました。

今年は20日にコンテストに出演します。

コロナの影響もあり無観客です。

観客の黄色い声援があると燃えるタイプなので残念です笑

ダンスを習っていて実感したのはステップなどの技術ではなく手首や肩や表情などの表現力の大切さです。

セミナー講師として登壇するときに役に立つ事ばかりです。

人は言葉ではなくその人の行動からその人を判断します。

趣味で始めたダンスですが表現力向上に役立っています。

せっかくなのでダンスの道を究めます。

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20201202 「調整力」

おはようございます。

この時期ですと忘年会ネタを取り上げるのですが今年はコロナの影響で忘年会をしない会社が多いようですね。

忘年会に限らず人を集める幹事をやるときに必須なのが調整力です。

5人程度までであれば全員参加可能な日は週に1日程度であればすぐに調整できます。

10人を超えると2,3人は無理の返答になります。

そのような中で最大限の効果を発揮するためにはどうすれば良いのか?

が幹事の調整力となります。

調整のポイントは2つあります。

1つ目は早めに招集する事です。

早めに連絡すればするほど調子しやすいです。

1週間前に連絡貰っても調整の余地は多くありませんが、1か月前であればスケジュールの調整が可能です。

2つ目は招集する人の優先順位付けです。

絶対に参加して欲しい人とそうでない人の優先順位を決めておくことです。

誰かを切る判断になりますが予め決めておけば調整が長引くことはありません。

「次回はお願いします。」で済ませられます。

ずるずるといつまでも決定できないのはこの優先順位付けが出来ていないからです。

嫌われたくないのはあなたの勝手です。

誰も幹事を嫌いませんので。

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#1日1分コミュニケーション力アップ #コミュニケーション改善 #幹事 #調整力

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20201201 「並行読書」

おはようございます。

何かの知識を得たいときには並行読書をお勧めします。

ネットでは情報は得られますが深い知識は得られません。

しっかりと考え学ぶには書籍です。

その時に一人の著者だけでは理解しづらい上に偏ります。

同時に数冊(数人)の本を並行して読むと偏らず深い理解が得られます。

たとえば理論重視と実務重視の両方を読むなどです。

私の毎日のネタは実務、実践重視です。

感覚派の方には伝わりやすいですが理論派の方には伝わりにくいです。

心理学やNLPなどのコミュニケーション理論を合わせて読むと深まります。

自分に合わない本を読むのは苦痛です。

そのような時にはざっと何度も目を通してキーワードやキーフレーズを拾います。

集中読書ではなく並行読書が向いています。

1冊を何時間もかけるよりも複数を同時に短時間で読みます。

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#1日1分コミュニケーション力アップ #コミュニケーション改善 #読書 #知識習得術

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嫌い 困った上司

嫌い上司 困った 上司の対処法

嫌い上司 困った上司の対処法

~ソーシャルスタイル(行動パターン)に基づいた上司の取扱説明書~

【目次】

基本編

1.はじめに

2.学習ステップ

3.相手のタイプに応じたコミュニケーション

4.ソーシャルスタイル診断

5.各タイプの特徴

6.コントローラータイプの特徴

7.エクスプレッシブタイプの特徴

8.アナリティカルタイプの特徴

9.エミアブルタイプの特徴

【コラム】タイプに合わせて部下を動かす

10.タイプ×タイプ:コントローラー×

11.タイプ×タイプ:エクスプレッシブ×

12.タイプ×タイプ:アナリティカル×

13.タイプ×タイプ:エミアブル×

14.立場によって相手も自分もタイプが変わる

応用編:嫌い 困った上司の対処法

15.圧をかける上司に困っている

16.いつもパーティー気分の上司に困っている

17.人の粗さがしばかりする上司に困っている

18.同調を求める上司に困っている

19.次から次へと新しいことを始める上司に振り回されて困っている。

20.高みの見物で批判ばかりする上司に困っている

21.どう思う?と部下の意見を気にする上司に困っている

22.すぐに感情的になる上司に困っている

23.人を見る目が無い上司に困っている

24.承認欲求の強い上司に困っている

25.いつもネガティブな上司に困っている

26.自分の価値観を押し付ける上司に困っている

27.大騒ぎして新しいことを始める上司の後片付けに困っている

28.優柔不断な上司に困っている

29.うざい上司に困っている

30.無能上司に困っている

31.怒鳴る上司に困っている

32.ネチネチ上司に困っている

33.びびり上司に困っている

34.高圧的な上司に困っている

35.理詰め上司に困っている

36.気分屋上司に困っている

37.昔話上司に困っている

38.おわりに

1.はじめに・知っている人だけが上手に生きている

各項目600文字程度(=日本人の平均的読書スピード)で軽~く読めて実践できる。しかも、電子書籍なのでかさばらない。通勤時のスマホでLINEやSNSに飽きた時に軽く読み流すだけで「コミュ力UP」出来るようになることを目的としています。

残酷な話です。
情報は有り余るほどネット上からあふれてきます。
しかし、本当に有益で必要な情報は必要としている人に正しく伝わっていません。

今回、私がこのコミュニケーション術をお伝えするのは、私自身が人を使えずメニエール病になり左耳が聞こえなくなり、「上司が悪い。会社が悪い。言う事を聞かない部下が悪い。」と逃げるように会社を辞めた実体験があるからです。

人間関係=コミュニケーションで困っている人が「知っている」「使える」だけでそのような悲劇から身を守って欲しいとの想いからです。

その後転職した会社で、私はコーチングやNLP、心理学を独学で学び人材育成を評価されるようになりました。その後独立して15年ほどになります。今ではコンサルタントや講師としてマネジメントの指導を行う立場になりました。2,000人以上の経営者の方に人と組織の動かし方をお伝えしています。しかし、左耳の聴力はいまだに戻りません。時計の針は逆回しできません。

私は一生この体と付き合っていくのですが、これからを生きるみなさんには私の様になってもらいたくありません。

人間関係やコミュニケーションで困っている人は、本書を読んで実践してみて

下さい。必ず結果が出ます。私が体を張って実証実験済みです。

なお、本書は基本編と実践編に分かれています。

基本編ではソーシャルスタイルの考え方について解説しています。

実践編ではインターネット上で嫌な上司、困った上司として検索されているキーワードを拾い上げました。今すぐ、目の前の嫌な上司、困った上司に対処したい方は実践編からお読みください。

2.学習ステップ

物事を全く知らない段階から出来るようになるには学習の4ステップと呼ばれる段階を昇ります。このステップを知らないと「何で出来ないんだ!」と自己嫌悪に陥る事になります。本書を読んで「知る」知った上で実践する。しかし、最初は出来なくて当たり前です。何度も練習して出来るようになる。やがて無意識に出来るようになります。本書では前半部分は、「他人の観察」が中心です。いきなり声をかけるような実践演習はさせませんのでご安心ください。実は、観察する事だけでも大きな発見があります。通常のコミュニケーションでは相手に良く見られようと意識が自分に向かいます。相手を観察していないので相手のちょっとした動きを分からなくなります。初めから観察を目的としていると相手の心理変化の動きや癖なども見抜けるようになります。

観察、恐るべしですね。

3.ソーシャルスタイル分類・思考と行動を科学的に分析する

本日は、血液型より科学的なソーシャルスタイル分類の紹介です。
あなたの周りに
「もう~、どうしてオレ(私)の言う事を分からないんだろう?」
とイラつく人が多数いる一方で、
「あいつは、察して動けるんだよ。」
阿吽(あうん)の呼吸の関係が出来る人がいます。

会った回数や年数ではなく「何となく」です。

その人は、あなたと思考と行動パターンが似ているのかも知れません。

パターンに分けると言うと、日本では血液型分類が多く使われます。しかし、血液型の分類方法は科学的根拠がありません。

自己主張が強いかそうでないか。の思考開放度の軸
感情表現が豊かかそうでないか。の感情開放度の軸の2軸で4つのパターンに分類します。

本書では、1968年アメリカの社会学者デビッド・メリルとロジャー・リードが、対象者の言動の表れ方で人間の社会的特性を分類したソーシャルスタイル分類を紹介します。人間関係を科学的に捉えるツールとして多くの企業や組織で活用されています。
この分類方法によると人間は4つのソーシャルスタイルに分けられます。元々はアメリカ海軍が潜水艦の乗組員同士の円滑なコミュニケーションを図るため考案されたモデルです。似たタイプは人間関係のトラブルが少なく、敵対するタイプはトラブルの発生確率が高いと言われています。何カ月も同じ艦内で生活を共にする乗組員同士のタイプをバランス良く配置することで帰還率が高まったとも言われています。

4.ソーシャルスタイル分類・自己診断

ソーシャルスタイル分類の自己診断編です。
昨日のプラクティスでは「合う人」「合わない人」を観察しました。この観察を科学的に行う事で分類が可能になります。
下記でご自分のタイプを自己診断しましょう。
Q1.あなたは以下の軸でみるとA,Bのどちらに近いですか?
A              B
話し好き・・・・・・・・・・・・・物静か
速いペース・・・・・・ゆっくりしたペース
主導権を取る・・・・・・まわりに合わせる
相手の目を見る・・・・・相手から目を外す
支配する・・・・・・・・・・・・・・従う
断言する・・・・・・・・・・・問いかける
競争的・・・・・・・・・・・・・・協力的
外交的・・・・・・・・・・・・・・内向的
自己主張する・・・・・・・自己主張しない
合計
あてはまるものに〇をつけA、Bの合計欄に数を記入してください。

Q2あなたは以下の軸でみると1,2のどちらに近いですか?
1             2
冷静・・・・・・・・・・・・興奮しやすい
ゆっくり・・・・・・・・・・・・・・活発
仕事優先・・・・・・・・・・・・友人優先
クールな表情・・・・・・・・・温かい表情
気持ちを抑える・・・・・・・気持ちを表す
落ち着きがある・・・・・・・・・にぎやか
事実を重んじる・・・・・・意見を重んじる
感情に左右されない・・・感情に動かされる
声のトーンが一定・・・・抑揚のある話し方
合計

あてはまるものに〇をつけ1、2の合計欄に数を記入してください。
AとBの数でAが多ければ思考開放度が高いと言えます。
1と2の数で1が多ければ感情開放度が低いと言えます。
4つに分類されます。この4パターンを知って対応出来るようになるとコミュニケーションの達人になれます。

あなたなりのチェック項目を追記して自分の他人を見る目を強化することができます。

5.ソーシャルスタイル分類・各タイプのおおまかな特徴

昨日の分類のおさらいをします。

ABに分けたのは、思考開放度です。
思ったことを言うか言わないかの違いです。
Aが多い=自己主張が強い。
Bが多い=他者受容が強い。

1と2に分けたのは、感情開放度です。
1が多い=感情を開放する
2が多い=感情を閉じ込める

何となくあなたと「合う」人はAB、12があなたと共通しているでしょう。
一方、「合わない」人はあなたの分類の真逆となっているでしょう。

では、4分類の特徴を解説します。

1.ドライバー(結果志向)タイプ:Aが多く、1が多い

2.エクスプレッシブタイプ(影響力志向):Aが多く、2が多い

3.アナリティカルタイプ(論理志向):Bが多く、1が多い

4.エミアブルタイプ(協調志向):Bが多く、2が多い

となります。

私は戦国武将に分類してお伝えしています。

ドライバータイプは織田信長タイプ。

エクスプレッシブタイプは豊臣秀吉タイプ

アナリティカルタイプは明智光秀タイプ

エミアブルタイプは徳川家康タイプ

歴史で戦国時代にそれぞれのタイプがどのような行動パターンを取ったのか思い出してみてください。

「あいつは突っ走って信長みたいなところがあるよね。」

「あいつは調子良くって秀吉みたいだね。」

「あいつは辛抱強い家康みたいだね。」

「あいつは理路整然としていて光秀みたいだね。」

といったたとえ話をすることはないでしょうね(笑)

泣かぬなら殺してしまえホトトギス 織田信長

泣かぬなら泣かせて見せようホトトギス 豊臣秀吉

泣かぬなら泣くまでまとうホトトギス 徳川家康

6.ソーシャルスタイル分類・ドライバータイプの特徴

本日からは、各タイプの特徴を具体的に解説します。

相手の事を具体的に分析できると対策が具体的になります。

本日はドライバー:Aが多く、1が多いタイプの特徴を解説します。

左上の織田信長:ドライバー型の特徴は

・感情は出さないが、メリハリがあり力強い話し方をする

・しっかり目を合わせて話す

・短めの文章で、結論からはっきりと断定的に話す

・決断が速い

・大筋をつかんだら、より短時間に結果を出そうとどんどん進めていく

・人間関係より、仕事、課題を重視する

ワンマン社長と言われる経営者はこのタイプが多いです。

人に対しても、結論から話す事を求めます。

話が長い事を嫌います。

7.ソーシャルスタイル分類・エクスプレッシブタイプの特徴

相手の事を具体的に分析できると対策が具体的になります。

本日はエクスプレッシブ:Aが多く、2が多いタイプの特徴を解説します。

右上のエクスプレッシブ:豊臣秀吉型の特徴は

・言葉・声・態度などすべてを使い、豊かに主張し、感情を表現する

・しっかりと視線をとらえ、感情を込めてアップテンポで話す

・まわりを巻き込みその気にさせ、楽しませる話し方

・直感的に決断するので、即断即決。

・まずは強い人間関係を築くことにエネルギーをかける

起業家に多いように思われます。

他者への影響、劇的な人生を好みます。

著者の内海はこのタイプです。
50歳を超えたのでそろそろ落ち着きたいのですが(-_-;)

8.ソーシャルスタイル分類・アナリティカルタイプの特徴

相手の事を具体的に分析できると対策が具体的になります。

本日はアナリティカル:Bが多く、1が多いタイプの特徴を解説します。

左下のアナリティカル:明智光秀型の特徴は

・感情を出さないで、穏やかな声で淡々と話す

・論理的で、順序立てた話し方をする

・冷静でビジネスライクな印象

・慎重で細かなことも見落とさない

・人間関係より、仕事、課題を重視する

私の部下にもこのタイプがいました。

理系出身で研究者肌でした。

皆の前で自分の意見を言わないのですが、こちらから聴くようにすると、思いもよらない良い方法を提案してくれました。

9.ソーシャルスタイル分類・エミアブルタイプの特徴

相手の事を具体的に分析できると対策が具体的になります。

本日はエミアブル:Bが多く、2が多い右下タイプの特徴を解説します。

右下の徳川家康型の特徴は
・声にも態度にも、穏やかに感情をにじませる
・皆に目配りをしながら、同意を得るように、ゆっくり話す
・問い掛けるように、相談を持ちかけるように話す
・皆を励まし、サポートすることが得意
・仕事、課題に取りかかる前に、まずは、人間関係を築く
昔の日本のおかあさんタイプですね。
細々と色んなことに気配り、目配りします。

コラム:タイプに応じた人材育成

私が部下育成が出来るようになったのは33歳の頃でした。新入社員の教育係になりました。その3人が全くタイプが違っていました。私はエクスプレッシブタイプで、入社した3人はドライバー、アナリティカル、エミアブルタイプでした。ドライバータイプの部下は、自分で勝手に自分なりに目標を決めて勝手に突っ走っていきます。アナリティカルタイプの部下は、私の発言や行動に対して逐一質問して自分が納得しない限り動きません。エミアブルタイプの部下は、私が困っている事が無いか、チームの和が乱れていないか気にし過ぎて自分からは動き出せません。当時の私は社宅に住んでいました。その社宅は寮も併設されていました。私は1階で、新入社員が3階に住んでいました。ドライバータイプやアナリティカルタイプは自分の考え方を持っているので、「みんなと一緒」に価値を置きません。当時の私は、部下を誘わない事はダメな事だと思っていたのですが、必要な時に正しく目的を伝える事で十分に彼らは動ける事を身を持って知る事が出来ました。一方、エミアブルタイプは、人と共感する機会を多く持つ事に価値を持ちます。用事が無くても電話を掛けたり、声をかけたりする事が彼にとって大事な事だと分かりました。24時間365日一緒にいる事で、上司と部下の適正な距離感をつかむことが出来るようになりました。

25年以上前に「部下が悪い」と会社を逃げ出した自分でしたがタイプに応じた接し方を身に着けたので上手に部下育成が出来るようになりました。

10.タイプ×タイプ:コントローラー×

タイプに応じたコミュニケーションの実践編です。相手のタイプがコントローラーの場合は、どのような対応をしたらうまくいくのでしょうか?

復習しましょう。

・感情は出さないが、メリハリがあり力強い話し方をする

・しっかり目を合わせて話す

・短めの文章で、結論からはっきりと断定的に話す

・決断が速い

・大筋をつかんだら、より短時間に結果を出そうとどんどん進めていく

・人間関係より、仕事、課題を重視する

そうなんです。

コントローラータイプは怖い人です。こちらの怯えが相手に伝わるのです。するとこちらは、益々怖くなるのです。ええ、あなたの気持ちは良く分かります。私はコンサルタントです。中小企業の社長さんには、こうした「怖いタイプ」が多いです。何度もリハーサルして単刀直入に切り出します。苦言であっても納得出来れば受け入れる人です。

「こうして欲しい。なぜなら~」の英語的な話し方が伝わりやすいです。

特にエミアブルタイプの人は冗長な話になりやすいので単刀直入で行きましょう。彼らは仲間を集めたいとは思っていません。しかし、あえて敵を作ろうとも思っていません。自分のやりたい事をやりたいだけなのです。

11.タイプ×タイプ:エクスプレッシブ×

タイプに応じたコミュニケーションの実践編です。相手のタイプがエクスプレッシブの場合は、どのような対応をしたらうまくいくのでしょうか?

復習しましょう。

右上のエクスプレッシブ:豊臣秀吉型の特徴は

・言葉・声・態度などすべてを使い、豊かに主張し、感情を表現する

・しっかりと視線をとらえ、感情を込めてアップテンポで話す

・まわりを巻き込みその気にさせ、楽しませる話し方

・直感的に決断するので、即断即決。

・まずは強い人間関係を築くことにエネルギーをかける

起業家に多いように思われます。

他者への影響、劇的な人生を好みます。

一番簡単です。

乗せれば良いんです。彼らはノリを大切にします。目立つ事、楽しそうな事が大好きです。「うんうん」と楽しそうに聴いてあげれば良いのです。

注意が必要なのが、アナリティカルタイプの人です。そもそも、エクスプレッシブタイプの人には計画がありません。どうすれば出来るか?について根拠が無い場合が多いのです。アナリティカルタイプの人にとっては信じられないかもしれませんがそういう生き物です。話の腰を折られるのが一番嫌がる事です。たとえ正しい事だとしても実現可能性について検証してくれとは言わない事です。しかし、どうしても止めなくてはいけない場合もあります。そういう場合には「こうするともっと良くなる。」と違う方向へ話を持っていくのが最善の策です。ノリと勢いだけで会話しているので違う方向へ話が進んでも気にしませんので。

12.タイプ×タイプ:アナリティカル×

タイプに応じたコミュニケーションの実践編です。相手のタイプがアナリティカルの場合は、どのような対応をしたらうまくいくのでしょうか?

復習しましょう。

左下のアナリティカル:明智光秀型の特徴は

・感情を出さないで、穏やかな声で淡々と話す

・論理的で、順序立てた話し方をする

・冷静でビジネスライクな印象

・慎重で細かなことも見落とさない

・人間関係より、仕事、課題を重視する

私の部下にもこのタイプがいました。

理系出身で研究者肌でした。

「みんなで盛り上がっているんだから来いよ!」と言っても、何でですか?と冷めた反応を返しました。彼には理由が必要なのです。理由も無く盛り上がる事はありません。特にエクスプレッシブタイプの人がアナリティカルタイプの人と接する時には自分の都合や気持ちを押し付けるのではなく相手の話を聞くようにすると良好な関係を築けます。

13.タイプ×タイプ:エミアブル×

タイプに応じたコミュニケーションの実践編です。相手のタイプがアナリティカルの場合は、どのような対応をしたらうまくいくのでしょうか?

復習しましょう。

右下のエミアブル:徳川家康型の特徴は
・声にも態度にも、穏やかに感情をにじませる
・皆に目配りをしながら、同意を得るように、ゆっくり話す
・問い掛けるように、相談を持ちかけるように話す
・皆を励まし、サポートすることが得意
・仕事、課題に取りかかる前に、まずは、人間関係を築く
和を大切にする人です。しかし、何でも「してくれて当たり前」ではいけません。「いつもありがとう。」と正しく感謝を伝え労う事が大切です。それと、「かまってちゃん」ぎみになりがちです。かまうべき時にはきちんとかまってあげましょう。特にコントローラータイプの人は自分以外に無関心になりがちです。結果より関係性を大事にする人もいます。一声かけてあげてください。

14.立場によって相手も自分もタイプが変わる

ここまでタイプに応じたコミュニケーションの方法について解説してきました。しかし、相手も自分も立場や環境によってタイプが変わる事があります。

例えば左側はモノや事を取り扱う仕事に向いています。技術者や職人はアナリティカルタイプの人が多いのです。一方、右側は対人の仕事に向いています。営業やサービス業などです。しかし、異動や転職で職種が変わると行動パターンも変わる場合があります。

また、社長は左上のドライバータイプになっていきます。大勢の部下を相手にすると冗長な話や協調性だけでは務まらなくなるからです。自分も相手も職種や立場で変わります。しかし、元々のソーシャルスタイルの要素は持っています。だから、一筋縄ではいかないのです。

右や左に動いたり、上や下に動いたり職種や立場やあなたとの関係性でも変わります。

実践編:嫌い 困った 上司の取扱説明書

基礎編を踏まえてダメ上司、嫌いな上司、困った上司の対処をケーススタディ形式で実践します。各項目の文末は「さあ、やってみよう」となっています。

2.学習ステップにあるように実践を繰り返すことで無意識に上司とのコミュニケーションに困らなくなります。

15.「圧をかける上司に困っている」

コントローラータイプ上司の対処法

人間関係で悩み苦しむ人は相手の事をおもんばかる繊細な人です。その繊細さを分からない人が圧をかける人です。そもそも、圧をかける人は、自分の言動が相手にとっての圧になっているとは分かっていません。自分がやって良かった事、うまく行った事をあなたにもやって欲しいと心底思っています。

が、伝え方が下手なのでついつい服従させようとします。

それが圧になるのです。

その圧から逃れるのは難しくはありません。

しかし少しだけ勇気が要ります。

「あなたの気持ちは嬉しいです。あなたはスゴイとは思います。しかし、私はあなたのようになろうとは思いません。」

と、きっぱりと言う事です。

こちらが嫌でもズルズルと圧に従っている事を、彼らは喜んでやっていると信じています。だから、言わなくては伝わらないのです。

本人に直接言う事が難しい場合にはその上司や他部門の上司に相談してください。

上層部は対応に苦慮しているはずです。

その上層部や社長からの圧であれば、一刻も早くその会社を辞めましょう。

自分の時間を無駄にするだけですから。

圧をかける上司にはきっぱり言う。

もしくは、その上層部に相談する。

圧の社風であれば辞める。

「さあ、やってみよう」

16.「いつもパーティー気分の上司に困っている」

エクスプレッシブタイプ上司の対処法

いつもテンションが高くてパーティー気分の上司がいます。

皆を盛り上げてくれるのは良いのですが、一緒にいると疲れることもあります。

圧力をかけてくることは無いのですが、仕事にむらがあります。

乗ってない時には期限を破ります。

「ごめんね~」と言うけど口先ばかりで本気で謝っているとは思えません。

このような人への対処法は、「承認」です。

「スゴイね。」で大体OKです。

無理して合わせるとこちらが疲れます。

私はこのタイプの対処法が一番簡単だと思います。

気分のムラはそのまま表に出ますが、誰かに害を及ぼすわけではないので放っておきます。

騒々しいけど、「すごいね」で片付けてください。

「さあ、やってみよう」

17.「人の粗さがしばかりする上司に困っている」

アナリティカルタイプ上司の対処法

人の粗さがしばかりする上司がいます。

本人には悪気はありません。

彼らは整合性が取れていないと気持ちが悪いのです。

その結果、

「さっき言ってた事と違います。さっきは○○と言っていましたよね。今は△と言っています。なぜ、違っているのですか?」

と思ったままを言ってしまいます。

○○と△については全体から見ると些細な事です。

ですので、流しても良いのですがその場で質問が出たら答えないわけにはいきません。

結果として人の粗さがしばかりする面倒くさい人が、会議の進行を妨げている状態になります。

この状態は誰も望みません。

そこで、毎回質問する人に対しては個別で回答するようにします。

彼(彼女)らは、不明な事を不明なまま進める事が嫌なだけなのです。

理解すれば納得して行動します。

面倒臭いと遠ざけずに個別に時間を取って丁寧に理解を求めましょう。

「さあ、やってみよう」

18.「同調を求める上司に困っている」

エミアブルタイプ上司の対処法

世の中は同調を求める人ばかりです。

「みんな、言ってるから。」は大抵みんなではありません。

発言者の周囲数人です。

が、厄介です。

私が事業再生コンサルティングを行う時には短期間で急激な変化を求めます。

当然ですが、「みんな変わりたくありません。」

しかし、その中でほんの数人が抵抗勢力となります。

このような人はどんなに正論を積み重ねても効果はありません。

なぜなら、彼らは、理ではなく情で動いているからです。

情で抵抗している人には、

「なぜ、みんながそう言っているのか?」について歩み寄って聴くしかありません。

この時に大事な事が、徹底的に聞く事です。

説得しようとすると余計抵抗します。

徹底的に聞く。

その上でみんなの話を聞きたいと話を振ります。

話を聞いてくれるのであればと少しだけ胸を開いてくれるでしょう。

安心できる空間、関係性が確保できればその先は案外簡単に動きます。

同調は不安の裏返しですからね。

あなたの上司が同調志向であれば

「なぜそのようにお考えなのでしょうか?」

と聞くことから始めましょう。

「さあ、やってみよう」

19. 「次から次へと新しい事を始める上司に振り回されて困っている」

エクスプレッシブタイプ上司の対処法

それでは、本題です。

次から次へと新しい事を始めたがる人っていますよね。

そのような人が言う事、やる事はころころと変わり振り回されます。

正解は「乗らない」です。

彼らは、新しい事、面白そうな事を発見するのが大好きです。

うまく行くかどうかまでは考えていません。

自分が面白いと思うから他の人に勧めているだけです。

嫌だなと思えば断れば良いだけです。

他の人が乗ってくれなければ投げ出す事もあるし、一人でどんどんやる事もあります。

あなたが無理して付き合う必要はありません。

彼らは、周囲が同調してくれない事に慣れているので怒ってくることはありません。

なぜ、そう言えるかと言えば、私がそのような面倒な人だからです。

小さい頃から新しい事を始める人でした。

周囲が一緒に盛り上がってくれることもあれば、誰も付き合ってくれない事もありました。

でも、全然気にしないのです。

自分が楽しい事は大人になっても一人ででも楽しくやっています。

本人は周囲を振り回そうとは思っていないので、付き合う必要はありませんよ。

「さあ、やってみよう。」

20.「高みの見物で批判ばかりする上司に困っている」

エミアブル、アナリティカルタイプ上司の対処法

見抜くコツ:ソーシャルスタイルの下半分に位置する人は元々発信や行動に慎重です。上司を観察して言動が消極的であればこのタイプと判断します。

こちらが本気で取り組んでいても、いつも高みの見物でお客さん目線。

「あ~すればいいのに。何でそんなことするの?」

と批判ばかりする上司がいます。

いつも他人ごとです。

私は事業再生、組織変革などの「変える」支援を行っています。

高みの見物を決め込んでいる人は変える事の最大の抵抗勢力になります。

抵抗勢力だから排除すれば簡単です。

しかし、部下の立場で上司を排除することは難しいです。

何とか他人ごとではなく自分ごとにしてもらう必要があります。

いつも他人ごとで高みの見物をする人にもそうなった理由があります。

その多くは、「認められていない」と本人がすねているからです。

自分はこれだけ頑張って来た。

なのに会社は、上司は評価してくれない。

その不満が会社や上司に対する抵抗や批判となります。

彼らは承認されていないのです。

個別に丁寧に上司の言い分を聞く。

「すごいですね。」

「分かりますよ。」

「辛かったですね。」

と彼らを承認する事でスッキリします。

その後、「一緒にやりましょうよ。」と行動を勧めます。

それでも無理なら上司や経営に任せる。

そうする事であなたは自分の仕事に打ち込みやすくなるでしょう。

あなたはあなたらしくが一番大事なのですから。

「さあ、やってみよう」

21.「「どう思う?」と部下の意見を気する上司に困っている」

エミアブルタイプ上司の対処法

「どう思う?」と部下の意見を気にし過ぎる人っていますよね。

私は大嫌いです笑

ある会社のSさんの事例を紹介します。

Sさんは業務課長です。

仕事の内容は請求書発行業務などの間接業務が中心です。

課長職なので決裁権を持っています。

しかし、すぐに周囲に

「こういう事があるんだけど、どう思う?」

と相談します。

相談程度であれば良いのですが、決定を委ねられるので厄介です。

まともに引き受けると責任を押し付けられます。

このような人は「安心」を求めているのです。

「どう思う?」と聞かれたら

「S課長の中では決めているのでしょう?」と返します。

「うん。私としては○○でいこうと思っているんだけどね。みんなどう思うのかな~と心配になってね。」のような内容で返してきます。

「いいじゃないですか。私はS課長の考えを良いと思いますよ。」

と背中を押す一言で返します。

あくまでもS課長の考えたことを良いと押す事がポイントです。

どう思う?は評価を求めているのではありません。

同意して後押ししてくれれば良いだけなのです。

引き受け過ぎて巻き込まれないようにしたいものです。

「さあ、やってみよう」

22.「すぐに感情的になる上司に困っている」

エクスプレッシブ、エミアブルタイプ上司の対処法

見抜くコツ:ソーシャルスタイルの右半分の人は理屈より感情が優位です。

人間は感情の動物です。

だから、感情的になるのはしょうがないのです。

では、問題解決になりません。

感情的で周囲が困るのは怒ったり、泣いたりするからです。

喜怒哀楽の喜びや楽しみは誰も困りませんからね。

本人も自分が急に感情を制御できずに怒ったり泣いたりしてしまう事は自覚しています。

本人が制御出来ない事を他人が制御する事は出来ません。

ですので、短期間で通常の状態に戻すかが対処法になります。

怒については、最近では「アンガーマネジメント」という考え方があります。

本人が落ち着いている状態の時に、伝えてみてはいかがでしょうか。

泣くのは、感情を吐き出す行為です。

本人は散々泣いてその後ケロリとしています。

周囲に迷惑が掛からない状態で泣かせましょう。

以前は泣くのは女性だけでしたが、最近では男性でも泣きます。

泣く事を否定すると本人の逃げ場が無くなってしまいます。

「誰にも言いません。泣いてスッキリとしてください。」と背中を押しましょう。

ストレスを溜めて吐き出さずにいるよりは早めに吐き出せる環境づくりが大切です。

あなた以外の人も巻き込んでサポートしたいものです。

しかし、あなたが「いい人」になり過ぎて背負ってしまえば本末転倒ですので。

あなたはあなたらしくが一番大事なのですから。

「さあ、はじめよう」

23.「人を見る目が無い上司に困っている」

コントローラー、アナリティカルタイプ上司の対処法

見抜くコツ:ソーシャルスタイルの左半分は感情や感覚よりも理論が優先されます。物や事については得意ですが人については苦手です。

部下は上司を選べません。

上司が人を見る目が無ければいつまで経ってもあなたは不遇をかこつ事になります。

彼らの人を見る目はこれまでの経験に基づいたものです。

過去に、あなたのような人と良好な人間関係を築く事が出来たならばあなたは評価されるでしょう。

その逆であれば、あなたに対する色眼鏡が発生しています。

では、どうすれば良いでしょうか?

彼らの人を見る目を変える事は至難です。

部下の立場で出来る事は限られます。

カンタンなのは、彼らの人を見る目に合わせてあげれば良いだけです。

ただし、自分らしさの本質は変える必要はありません。

見た目や口調や対応などです。

私は営業職でしたので自分がお客様好みになる事が簡単に物を売る方法だと知っています。

同様に、上司もお客様だと設定していました。

上司を変える前にやれることは多数あります。

しかし、上司に媚びる必要はありません。

また、嘘、偽りはやめましょう。

次第に自分を苦しめるからです。

その結果、自分らしくない自分が評価される事になります。

それでは本末転倒です。

あなたはあなたらしくが一番大事なのですから。

「さあ、やってみよう」

24.「承認欲求の強い上司に困っている」

全タイプ上司の対処法

人間には自分の事を見て欲しい。

承認して欲しいとの欲求があります。

部下や後輩であれば可愛いのですが、上司となると厄介ですね。

昨日は「人を見る目が無い上司」でしたが、本日は「人を見ない上司」とでも言えそうです。

なかなか厄介ですね。

しかし、上司は選べません。

この上司に成果を上げさせて自分の成果を最大化しるしかありません。

乱暴ですが、承認欲求の強い人は承認さえされれば満足です。

「○○さん、スゴイですね。」

と褒めてあげれば良いだけなのです。

もし、部下なら「褒めて育てる」ですが、上司も同様です。

彼(女)は褒めてくれた人の事を信頼します。

あなたは、上司を褒めて上司の信頼を勝ち得た後は自分のやりたいことをやれます。

面倒くさい上司ですが褒めて伸ばしましょう。

ただし、仕事以外の事で褒めると勘違いします。

(プライベートにまで踏み込んできます。)

あくまでも仕事の中で褒められる部分に限定しましょう。

嘘や媚びまでは必要ありません。

事実を褒めましょう。

褒める事が辛くなるのであれば、すぐにやめましょう。

辛く感じるのは自分らしさが失われている証拠です。

あなたはあなたらしくが一番大事なのですから。

「さあ、はじめよう」

※ブログではこの記事の閲覧数が一番多かったです。承認されたがる上司が多いって事でしょうかね(笑)

25.「いつもネガティブな上司に困っている」

アナリティカルタイプ上司の対処法

見抜くコツ:ソーシャルスタイルの下半分は消極的な言動が多いです。

ポジティブで暑苦しいのも困りものですが、ネガティブも嫌ですね。

上司は、憧れ、見本であって欲しいですね。

しかし、ネガティブだから付き合わないというわけにもいきません。

私のお勧めの対処法は、「反面教師リスト」作成です。

なぜ、このタイミングでそういうことを言い出すのだろうか?

なぜ、人のやる気を削ぐ言葉を使うのか?

上司の人生はやる気次第なのにと思える言葉をリスト化します。

ネガティブな人はポジティブにはなれません。

彼らを反面教師とする事で、自分を振り返るチャンスにします。

その後自分が上司になったときに言ってはいけない言動のリストとして活用します。

「さあ、はじめよう」

26.「自分の価値観を押し付ける上司(先輩)に困っている」

コントローラータイプ上司の対処法

自分の価値観を押し付ける先輩に困っているTさんの事例を紹介します。

Tさんは32歳の中堅営業職会社員です。

Tさんは他営業所の先輩である熱血漢のSさんを慕っています。

Tさんの上司は熱血漢とは程遠い事なかれ主義上司です。

Sさんは38歳で社内では一匹狼的存在です。

営業成績は常に上位で、趣味も充実して憧れている社員が多くいます。

経営陣もSさんには一目置いています。

TさんはSさんの趣味である大型バイクのツーリングにも一緒に行くようになりました。

Sさんの魅力にひかれていきました。

しかし、ある時から急にSさんの事が急に疎ましく思えるようになりました。

趣味のバイクについても

「こうしなくてはダメだ。」と価値観を押し付けてくるようになりました。

仕事については、

「俺が若い頃には上司に歯向かっていった。言う事を聞いてばかりじゃだめだ。」とかTさんの言う事、やる事を全否定されるようになりました。

職場では直接会わないのですが、ラインでの連絡は頻繁に来るし断るのが難しい状況になりました。

気が付けば追い込まれていました。

Sさんに認められたい。

気持ちだったのに気持ちが大きく離れていきました。

このような時の対処法は1回だけ勇気を出してきっぱりと断る事です。

嫌われる事を覚悟して、

「Sさんの事を尊敬してついていきたいと思っていました。しかし、私はSさんのような考え方にはなれません。私は私です。もう、会わないようにしたいです。」

と一寸の隙も与えないように断ります。

Sさんは、

「T、お前はそれで良いと思うのか?本気でそう思うならしょうがない。が、もったいないよな。」と詰めてきます。が、きっぱりと断りました。

Sさんには悪意はありません。

ただ、Sさんのようなタイプは支配者ポジションを取りたがるのです。

それを知らなくてのめり込んでしまうと抜け出せなくなります。

男女の恋愛も一緒ですね。

誰かに服従、振り回されると気が付けば抜け出せなくなります。

自分らしさを失ってしまいます。

あなたはあなたらしくが一番大事なのですから。

「さあ、やってみよう」

27.「大騒ぎして新しい事を始める上司の後片づけに困っている」

エクスプレッシブタイプ上司の対処法

「大騒ぎして新しい事を始める人」っていますよね。

私もそうですが。

で、よく言われます。

「あなたの後片づけに困っています」と。

私も申し訳なく思います。

これまで、次から次へと新しい事、面白い事を仕掛けました。

全て中途半端と言われると返す言葉もありません。

このような人はアイデアマンです。

10個新しい事をやって1つ上手く行けば良いと考えています。

(言い訳めいていますが。)

自由にやらせるのが一番です。

もちろん、散らかりっぱなしは見て見ぬふりをします。

褒められると喜ぶので、うまく行った1つについては褒めます。

機嫌が良い時に、

「散らかりっぱなしだけどやってくれるよね。」

と明るく言われると片付け始めます。

あなたがやってしまうと本人はしなくなります。

整理整頓好きな人には苦痛かもしれませんが、

本人にさせないと学習しませんので。

新しい事を始めたがる人には、どんどん新しい事をさせましょう。

ただし、あなたが尻ぬぐいをする必要はありません。

あなたはあなたらしくが一番大事なのですから。

「さあ、やってみよう」

28.「優柔不断な上司に困っている。」

優柔不断な上司に困っている。

上司にはスパッと決めて欲しいですね。

しかし決められない上司は多いです。

部下に相談してきます。

たまにであれば良いのですがたびたびだと疲れてしまいます。

だったら、相談に付き合わなければ良いのです。

そのような優柔不断な人は結論を求めていないのです。

自分が困っている。

悩んでいる。

その話を聞いて欲しいだけなのです。

彼らは、動かなくてはいけないとは思っています。

「結論を教えてください。」

と突き放す必要があります。

突き放されてはじめて決定しなくてはと決められます。

他に聞いてくれる人を探すでしょう。

あなたは嫌われる事になるかもしれませんが、

地球上全ての人に好かれることは出来ません。

突き放してあげましょう。

あなたの時間はあなたのために使いましょう。

「さあ、やってみよう」

29.「うざい上司に困っている」

本日は「うざい上司」の対処法です。

エクスプレッシブタイプ上司の対処法です。

うざい=「うっとうしい」「わずらわしい」「面倒くさい」上司です。

彼らの行動は感覚的で自己顕示欲が強いのが特徴です。

その結果

・いちいち自分の考えを挟んでくる。

・他人を否定する。

部下の立場から見ると「うざい」の一言となってしまいます。

このような上司は

承認欲求の強い上司同様、「褒める」のが最善の対策です。

褒めてあげる。

聞いてあげる。

事で満足します。

どちらが上司なのか分かりませんね(笑)

彼らに立派な上司になってもらうのには時間と労力がかかります。

部下の立場で仕事をスムースに進めるには褒めてあげて自分の立場を確立するのです。

上司は選べないのですから上司をうまく取り扱いましょう。

「さあ、やってみよう」

30.「無能上司に困っている」

本日は「無能上司」の対処法です。

検索キーワードを探していると直接的なキーワードで探す人が多いのに驚かされます。

何を持って無能と言っているのか?

は推測するしかありません。

このような部下だと上司も大変ですね。

さて、本題です。

無能上司=仕事が出来ず意思決定が出来ないけど人柄の良さで上司になった人と想定します。エミアブルタイプ上司の対処法です。

彼らの行動は感覚的で他人との調和に重きを置いているのが特徴です。

何を言っているのか分からないけど人柄の良さと面倒見の良さだけで上司になってしまったのです。

実は本人も苦しんでいます。

彼らの上司も無能上司の取り扱いに困っています。

が、取り立てて減点のしようがないので消去法で今の役職に就かせているからです。

彼らの扱いは簡単です。

部下の言う事を聞いてくれるからです。

いくつかを上司の手柄にしてあげます。

ただし、見返りを期待しないほうが良いでしょう。

自分の仕事をやりやすくする事が目的だからです。

その後、無能上司を乗り越えて行くことになります。

気にせず踏み台にしましょう。

彼らはあなたが考えるほど自分が踏み台にされる事を苦痛とは感じませんから。

「さあ、やってみよう」

31.「怒鳴る上司に困っている」

「怒鳴る上司」=コントローラータイプ上司の対処法です。

自分の感情をコントロールできない人は上司に向いてません。

と一言で終わらせたいのですが、このようなタイプは競争に勝ってしまいます。

結果、誰もストップをかけられず現在の地位を獲得しています。

誰に対しても自分と同じようにやる事を強います。

誰が諭しても言う事を聞き入れません。

当然、部下の言う事に耳を傾ける事はありません。

力には力で対抗するしかありません。

彼らの上、または彼らが苦手とする人に相談しましょう。

怒鳴る上司もいつまでも怒鳴り続ける事は出来ません。

その場を嵐が過ぎるのを待ちます。

で、彼らの苦手な人にチクります。

それが出来ないのであればその会社には将来はありません。

怒鳴る上司がのさばる会社には将来のビジョンはありません。

自分の貴重な時間を怒鳴る上司対策に使うより自分の未来に使いましょう。

「さあ、やってみよう」

32.「ネチネチ上司に困っている」

本日は「ネチネチ上司」の対処法です。

アナリティカル、エミアブルタイプ上司の対処法

昨日の怒鳴る上司は怒鳴った後はけろっとしていたりします。

本人の気がすんだらそれで終了なのです。

一方でいつまでもネチネチとしつこい上司もいます。

ネチネチにも2種類あります。

仕事などの細かい事が気になる完璧主義者タイプと本人の気持ちを他人に向けるタイプです。

前者の取り扱いは簡単です。

彼らは完璧主義者なので彼らが気になる事を指摘しているだけです。

自分が彼らより細かい所に気がつくようになれれば良いのですが大抵はなれません。

ですので、自分の仕事のチェック機能としての上司として扱えば良いだけです。

そのような上司はあなたの事をおおざっぱな人だとみなすでしょう。

しかし、彼らはこれまでも自分以外で自分よりも細かい人に出会っていないのです。

あなたに対しても同様に仕事の細かさは求めません。

厄介なのは後者です。

彼らは好き嫌いの感情で仕事をするタイプです。

ネチネチの原因が彼らの好き嫌いが理由だとしたら延々と続きます。

あなたの事を好きすぎて「あれもこれも」に口を出す。部下のあなたにとってネチネチと言われると感じる。あなたを嫌いなので嫌味をネチネチという。

どちらにしても良い迷惑です。

好かれていても嫌われていてもやってはいけないのは「1対1ではっきりさせる」事です。

周囲に相談することが大事です。

彼らの上司や他部署の人に相談して本人に言ってもらいます。

彼らは人間関係や周囲の反応に敏感です。

自分が他人にどう見られているかが気になります。

直接あなたに言われる事より周囲から言われる事が響きます。

ただし、その上司が病的な場合には要注意です。

ストーカーや様々なハラスメントをあなたに行います。

その時には必ず1対1ではなく、相談できる誰かを挟みましょう。

ネチネチ上司にさらなるネチネチ攻勢をされてあなたが抱え込まないためにも重要です。

「さあ、やってみよう」

33.「びびり上司に困っている」

本日は「びびり上司」の対処法です。

びびるのはやましい事をしているか、自信がないからです。

やましいことは別として自信のない上司はどこにでもいます。

高圧的な態度の上司も裏返すと自信が無いのが原因だったりします。

今の日本の管理職の中に自信満々の人がどれだけいるのか疑問ですね。

上司は自信が無くても自信のある振りをして欲しいものです。

そうでないと部下まで不安になります。

自信が無くびびっている上司には寄り添いましょう。

褒めて育てる。

承認する。

自信を持たせる。

ことで上司に自信を持たせます。

あなたが上司になったときに必要になるスキルです。

早めに実践して身につけましょう。

「○○部長、大丈夫ですよ。」

という風になりますね。

どっちが上司なんだよというのは気にしないでください。

「さあ、やってみよう」

34.「高圧的な上司に困っている」

嫌われる上司 好かれる上司 出来る上司シリーズ。

本日は「高圧的な上司」の対処法です。

高圧的な態度に出る原因は昨日の「びびり上司」と同様です。

自信が無いのが原因です。

自信が無いのを人にバレたくないので、上から高圧的な態度を取り相手に服従を求めます。

自分の居場所作りが下手なのです。

権威や権力、富に向かいがちです。

いつまで経っても本当の心の充実は得られないのですが仕方ありません。

話が横道にそれました。

そのような高圧的な態度の上司にでも対処法はあります。

彼らは服従の意を表した人間には優しいのです。

優しくなった時に言うべきこと、言いたいことを言います。

この辺りは匙加減です。

「ここまで言ったら怒る。」の線を見極めるには、直言すべきことは言いましょう。

彼らはいったん信頼した人に対しては優しい態度をひっくり返すことはありません。

探りながらお互いの位置関係を確立します。

(ただし、経営者の場合は厄介です。ブラック企業と呼ばれる企業の本質は経営者が全てに口を出すからです。)

無理せず出来る小さな一歩を、

「さあ、はじめよう」

35.「理詰め上司に困っている」

本日は「理詰め上司」=アナリティカル上司の対処法です。

案外楽です。

彼らにとって数字や辻褄が合っている事が大事です。

なぜなのか?

に対して○○だからです。

と答えられれば納得してくれるからです。

そのためには、こちらも理屈を勉強しなくてはいけません。

・背景や経緯(意図と根拠)

 なぜ、○○をしようと考えているのか?

 について事実や数字を基に伝える。

事から始めましょう。

「さあ、やってみよう」

36.「気分屋上司に困っている」

「気分屋上司」の対処法です。

エクスプレッシブタイプ上司の対処法

人間は誰しも気分の上下はあります。

その気分をそのまま表に表出されると困ります。

一方で、気分の上下が少ない人もいます。

気分の上下が少ない人が気分の上下が多く表出する上司の下に配属されると嫌ですね。

気分屋上司は自分が気分屋だとは思っていません。

自分の機嫌が良い時には他人にも上機嫌であって欲しいのです。

さらに自分の機嫌が悪い時にも他人には上機嫌であって欲しいのです。

ほんと、自分勝手で困ります。

が、このような上司の取り扱いは簡単です。

彼らは矢印が常に自分に向いています。

彼らの望む対応をしてあげるだけで良いのです。

一日中気分屋上司と全く一緒の仕事をする事はありません。

彼らが話しかけてきた時には上機嫌でいてあげましょう。

それだけで上手くいくのです。

あなたの機嫌は自分で取る事にしましょう。

「さあ、やってみよう」

37.「主体性のない上司に困っている」

「主体性のない上司」の対処法です。

高圧的に自分の感情の趣くままに部下にあたりちらすパワハラ上司も困りものですが、何をやるのも決められない上司も困ります。

「イエスマン」として上司の上司の言う事だけを聞いています。

私たちが判断を仰いでも自分では決められません。

上の上の顔色を窺っているからです。

このような上司の対処法は決めきる事です。

上司が決められない事を部下が決めて上司への圧力をかけます。

上司は上と下からの圧力により主体性を持たざるを得なくなります。

自分で決めたことに責任を持たなくてはいけないからです。

とは言え、上司も人間です。

圧でつぶさないように気を遣いたいですね。

「さあ、やってみよう」

37.「昔話上司」

本日は「昔話上司」の対処法です。

ソーシャルスタイルの下半分にありがちです。

年齢は関係ないですね。

過去と現状を良しとする上司。

未来に対する不安の裏返しです。

「昔は良かった~。」の昔話が多くなります。

私はこのタイプの上司が苦手でした。

昔の話をしている暇があるならこれからの事を考えたいからです。

しかし、考え方を改めました。

昔話上司は話を聞いてあげると安心するからです。

面倒くさいな~とは思いますが、話を聞くだけでこちらの仕事がしやすくなるのです。

頷き、相槌を挟みながら聞く。

で、上司が満足したらこちらの言いたいことを言う。

だいたい通りました。

そして好きなことを実現しました(笑)

「さあ、やってみよう」

「責任転嫁する上司」

本日は「責任転嫁する上司」の対処法です。

許せないですね。

が、会社などの組織の中にはのさばっていることがあります。

このような上司とは1対1で戦わない事が大事です。

彼らは人の弱点を握っています。

証拠や言質を取っています。

しつこいです。

自分が部下の生殺与奪を握る事で部下を動かします。

このような上司に対して正面から立ち向かっても歯が立ちません。

濡れ衣を着せられたり、上司のミスをあなたに転嫁します。

同じ部署の同僚や他の部署の先輩と組んで対応します。

あるいは、その上司の上司も仲間に引き入れます。

このような上司には人望はないので同僚や他の部署の先輩も庇いません。

普段から相談しつつ連携を取り合う事が大事です。

「さあ、やってみよう」

38.おわりに

コミュニケーション力は必ず向上させる事が出来ます。ただし、一つだけ条件があります。それは、相手を変えようとするのではなく自分を変える事です。この考え方に納得するまでに随分と回り道をしました。25歳頃に「言う事を聞かない部下が悪い。」「会社が悪い。」「社長が悪い。」と全てを他責にして会社を辞めました。本当に悪いのは部下の私だったのかもしれません。他責にする事で得られたものは何もありませんでした。
今思えば、全ては自分が変われば良かっただけの事でした。
同時にコミュニケーションスキルに対する無知も自分の至らなさでした。コミュニケーションスキルは武器です。武器を持たず(知らず)して戦い敗れたのは自分です。

本書ではあなたにコミュニケーションスキルという武器をお渡しします。
私は武器を持たなかったから耳を壊してしまいました。どうか、あなたは身を守る武器として本書の知識・情報を使ってください。

はじめにで書いたように知っている人だけが武器を自在に操ります。
しかし、全ては使い方次第です。

ここから先の武器の使い方は全てをあなたに委ねます。
より良い世の中を作るための武器としてください。

参考:上司で良く検索されているキーワードとソーシャルスタイル分類の目安。

女性上司:全タイプ(性別ではなく相手の行動パターンを分析しましょう。)

高圧的な上司:コントローラータイプ上司

仕事をしない上司:仕事をしないで何をしているのかまで観察

丸投げ上司:全タイプ

梯子を外す上司:エクスプレッシブタイプ上司の対処法

手柄を横取りする上司:エクスプレッシブタイプ上司の対処法

偉そうな上司:コントローラータイプ上司

気分屋上司:エミアブル、エクスプレッシブタイプ上司の対処法

頭の悪い上司:エミアブルタイプ上司の対処法

部下の気持ちが分からない上司:コントローラータイプ上司

アル中上司:全タイプ

理詰め上司:アナリティカルタイプ上司

逃げる上司:エミアブルタイプ上司

口が悪い上司:コントローラー、エクスプレッシブタイプ上司

勘違い上司:エクスプレッシブタイプ上司

細かい上司:アナリティカルタイプ上司

モラハラ上司:コントローラータイプ上司

パワハラ上司:コントローラータイプ上司

セクハラ上司:全タイプ

完璧主義上司:アナリティカルタイプ上司

自己中(心)上司:コントローラータイプエクスプレッシブタイプ上司

器の小さい上司:エミアブルタイプ上司

情報を共有しない上司:コントローラータイプ上司

叱れない上司:エミアブルタイプ上

褒めれない上司:コントローラー、エクスプレッシブタイプ上司

困った上司:全タイプ(より具体的に観察しましょう。)

重箱の隅をつつく上司:アナリティカルタイプ上司

感情的な上司:エクスプレッシブタイプ、エミアブルタイプ上司

部下のやる気をなくす上司:アナリティカルタイプ

正論で追い詰める上司:アナリティカルタイプ

主体性のない上司:エミアブルタイプ上司

ネガティブ上司:エミアブル、アナリティカルタイプ上司

ポジティブ上司:エクスプレッシブタイプ

あなたの悩みを下記コメント欄でお聞かせください。
回答させていただきます。
嫌いな上司、困った上司の対応で悩んでいる。
個人、企業名はもちろん伏せて頂いて構いません。
あなたの事例が他の誰かの役に立ちます。

よろしくお願いします。

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さあ、はじめよう

20201130 「ありがとう」

おはようございます。

「すみません」ではなく、「ありがとう」を多用したいです。

お詫びではなく感謝を伝えます。

私は「ありがとう。」は魔法の言葉だと考えています。

「すみません。」と言われても誰も嬉しくなりません。

「ありがとう。」と言われると嬉しくなります。

もっともっと「ありがとう」を多用して良いと思います。

私の個人的な印象ですが、

関西の方は語尾上がりのイントネーションで「ありがとう。」を使っています。

言われてほっこりした気分になります。

15年ほど前に関西に2年ほど住んでいました。

東京時代には経験したことがないくらい「ありがとう。」を言われました。

彼らは会話の潤滑油として「ありがとう」を使っているのだなと感じました。

今月もお付き合いくださりありがとうございました。

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20201129 「肉の日」

おはようございます。

今日はコミュニケーション改善ネタではありません。

https://akagigyu.jp/SHOP/ag-wagyu-suki-shimoaka.html

10年以上一緒に仕事をしている鳥山畜産食品さまの赤城和牛すき焼きセットのご案内です。

11月29日はすき焼きの日です。

(あまり知られてはいません。)

私はこの2年ほどは鳥山さんの肉を週4日以上食べています。

私の体の半分はこの肉で出来ていると言って良いでしょう(笑)

彼らの会社は精肉の卸売業です。

町のお肉屋さんやスーパーや飲食店などに枝肉を卸しています。

以前は、地元の一部の方向けにパック詰めの精肉を販売していました。

現在では一般消費者向け部門を立ち上げ独自規格で販売するようになりました。

お肉の切り方や梱包など一般の小売店に引けを取らない体制を構築しました。

今回の企画は「オール群馬」です。

有名な下仁田ネギにはじまり舞茸、白滝、割り下まで群馬産です。

お肉の味をしっかり楽しめる赤身と脂の甘みを味わえる霜降りのコンビを楽しんでいただきたくご紹介しました。

是非ご賞味ください。

鳥山さんの回し者か?

と言われたら「はい、そうです。」と答えます(笑)。

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やってみよう

20201128 「褒める」

おはようございます。

褒められて悪い気持ちになる人はいません。

しかし、上手に褒める人はなかなかいません。

その結果、誰もが益々褒められたがっています。

褒め上手が人間関係上手になる時代です。

褒め上手になりましょう。

しかし、これまで人を褒めたことが無い人が急に褒めるのは難しい事です。

褒めるのは照れますしね。

これまでお伝えした「うなずきや相槌」から始めましょう。

相手もあなたに急に褒められるのはビックリすると思います。

しっかりと相手の話を聞いている証拠としての「うなずきや相槌」をします。

この場では大げさに声を出した相槌を打っても良いでしょう。

「うん、うん。」

「へ~。」

を一歩進めて、

「なるほど。」

とはっきりと同意する。

「すごいじゃん。」

と褒める。

あたりからだと始めやすいでしょう。

相手の服装や髪形を褒めるのはまだまだ先で良いのです。

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20201127 「記録を取る」

おはようございます。

私は一切記憶には頼りません。

というか、記憶違いが多すぎて頼りにならないからです。

記録で一番大事なのは「事実」です。

5W2H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、どれだけ)を記録します。

発言した言葉を記録します。

「○○と言いましたね。」を明確にするためです。

付記事項として、表情、しぐさを記録することもあります。

記録の使い方として事実を追求することはありません。

記録を振り返りその時の情景などを記憶から思い出して伝えます。

警察の取り調べではないので事実の記録だけで追い込むと辛すぎるます。

人とのやり取りの記録はその人に対する対策立案の道具になります。

(毎日毎回記録をつけているように思われますが難しい人対策です。)

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20201126 「復唱する」

おはようございます。

確認の意味で相手の言ったことをオウム返しに復唱します。

時と場合と相手によりけりです。

さらに、自分の年齢にもよります。

スピード重視の場所でスピード重視の相手に対して復唱する時には、

「では、いついつまでに○○ですね。」と要件を手短に復唱してすぐに目の前で着手します。

理解を求めている相手に対しては、

「○○ですね。これは、△△となります。よろしいでしょうか?」

と復唱だけではなく確認を取ります。

自分の年齢が若ければ(20~30代半ば)、その場で復唱するだけで喜ばれます。

(しっかり確認しているんだ。)

それより上の年代であれば、去り際に

「確認ですが~」と復唱する方が話の流れを遮らず好感をもたれるでしょう。

相手の期待する良き聞き手は双方の年代によって違います。

ちゃんと聞いてちゃんと復唱したよ。

では、良き聞き手にはなれません。

一生勉強ですね。

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