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さあ、はじめよう

20200729 「なぜ?を5回問う」

「なぜ?を5回問う」

トヨタ自動車の改善活動の話です。

表面の現象に対する対症療法ではなく、根本治療のために真因を追求します。

なぜ、売れなかったのだろうか?

価格が高かったからです。

と決めつけて応えないためです。

そのためには、4w2h(いつ、どこで、誰が、何を、どのように、いくら)についてなぜで問います。

いつ:時期やタイミングについて適切だったのだろうか?

どこで:販路が適切だったのだろうか?

誰が:誰が誰に。対象は適切だったのだろうか?

何を:物、売り方、企画は適切だったのだろうか?

どのように:方法、手段は適切だったのだろうか?

いくら:金額は適切だったのだろうか?

などについて自問自答を繰り返します。

人間は、自分の都合の良いように思い込み、決めつけます。

俯瞰して「なぜ」と自問自答を繰り返す事で真因に辿り着けます。

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20200728 「遮断する」

昔は、「遮断はshut down」の和製英語かと思っていました。

って話は置いておいて自分を従属させようとする人との関係はキッパリ遮断しましょう。

隙を見せると入り込んできます。

空気で分かってもらう事は諦めましょう。

「嫌です。」

「ダメです。」

「やりません。」

を声に出して言わないと、

「じゃあ、これは?」と次々に持ちかけてきます。

3月頃の話です。

私の知り合いの女性が困っていました。

彼女はとても優しく気が利く人です。

人の頼まれごとをすぐに引き受けてしまいます。

イヤと言えないのでズルズルと相手に振り回されていました。

あ、恋愛の話ではなく仕事の話です。

自分のお客さんだからと無理な要望も引き受けていました。

私は彼女に対して

「それは出来ません。」ときっぱり言いなさい。

出来ないのであれば上司に全てを包み隠さず相談しなさいと伝えました。

相手に言う事は出来ないけど上司に相談する事は出来るとの事でした。

その後、上司に相談して上司が対応してくれました。

もう2週間早めに上司と相談していたら苦しまずに済んだのにとの事でした。

私たちはついつい遮断せずに頑張ってしまいます。

嫌だな~と思いつつも遮断できずにいる事があれば、思い切って遮断しましょう。

一つや二つはある事でしょう。

すぐに着手出来る事から始めましょう。

無理せず出来る小さな一歩を、
「さあ、はじめよう」

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20200727 「何でも良いと言わない」

これ、凄く大事です。

何でも良いと言われる事ほど相手を困らせる事はありません。

「何食べたい?」に対して「何でも良い」

「どこ行きたい?」に対して「どこでも良い」

では、相手は困ります。

どこまで決めるかは相手との関係に寄りますが、

「○○食べませんか?」と提案する。

「○○に行きませんか?」と提案する。

事が出来るようになると、あなたは参加者ではなく主催者になります。

主催者になったら面倒くさい事も多いのですが、

どうせ、何か食べるのだし、どうせどこかに行くのです。

参加者ではなく主催者の道を選択すると先が開けます。

「自分は何でも良い」のは一旦横に置いておく。

みんなは何を望んでいるのかを考える。

振り回されるのではなくリードする側に回る最初の一歩になります。

ちょっとだけ余談になりますが、

モテる人は段取り上手です。

先日不倫騒動で大バッシングを浴びたあのお笑いの人もグルメで段取り上手だったのでモテました。

私の知り合いの○○さん(ぼかしますw)は和食・洋食・中華のお店を相手に合わせて使い分けています。

私は肉食とダンス専門なのでモテませんが。

さて、戻ります。

あなたは「何でも良い」と言わずに何と言う事から始めますか?

無理せず出来る小さな一歩を、
「さあ、はじめよう」

スカイツリーをバックにランニング
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20200726 「深掘りする」

趣味は広く浅くても良いのですが、自分の専門分野は徹底的に深掘りしたいですね。

私の先輩で事業再生を一緒にやっていたSさんの事例を紹介します。

彼とは3年程一緒に仕事をやっていました。

毎週現場に入る忙しい仕事の合間にセミナーを受講したり、大学の講義を聞きに行っていました。

彼はMBA最高峰のペンシルバニア・ウォートン校出身で外資系コンサルティング会社で10数年のキャリアを持っていたのにも関わらず常に深掘りをしていました。

専門家の陥りがちな罠として、「資格」を持っている=偉いと勘違いする事があります。

常に分からない事は勉強する。

自分の専門分野ですから当たり前の事です。

が、年齢を重ねるとこれまでの経験に胡坐をかいて自分を磨く事を忘れがちです。

私も緩みそうなときには彼の仕事に対する姿勢を思い出しています。

私は、簡単にできる方法として「本を読む」を自分の専門分野の深掘りのために行っています。

本には先人の知恵が詰まっています。

手軽に持ち運べるキンドル本も充実しているので読まない理由はありません。

あなたは、自分の仕事を深掘りするために何を始めますか?

無理せず出来る小さな一歩を、

「さあ、はじめよう」

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20200725 「趣味を持つ」

思考と行動が硬直化するのは、成功体験が積み重ねられた結果です。

成功体験は自信につながるので若いうちにはどんどん積み重ねたいです。

しかし、若い頃の成功体験が現在の自分の挑戦に対する呪縛となってしまう事も事実です。

仕事の世界では歳を重ねると失敗する事に億劫になります。

その結果、過去の成功体験に囚われて新しい事に挑戦しなくなります。

いっぽう、趣味の世界では自由に失敗出来ます。

「今度はあれ、やってみよう。」

「あれを出来るようになりたい。」

と純粋にいろんなことに挑戦できます。

私の友人の経営者には趣味を持っている人が多いです。

マラソン、自転車、テニス、ヨット、古典芸能など様々です。

プロではないので、みんな「下手の横好き」と言っています。

会社では失敗が許されない緊張感の下で経営しています。

しかし、趣味の世界ではただのおっさんです。

毎回、失敗を重ねて上達しています。

どなたも、「趣味を持つ事は固くなった頭を柔らかくする」と言っています。

あなたには、気持ち良く失敗出来る趣味はありますか?

無ければ、「今さら」と言わずにやってみたかった事を趣味にしてはいかがでしょうか?

無理せず出来る小さな一歩を、

「さあ、はじめよう」

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20200724 「推理小説

ここ数日伊坂幸太郎さんの本を立て続けに読んでます。

グラスホッパー、マリアビートル、AXアックス、陽気なギャング3部作と
一気に6冊読んでしまいました。

厳密な推理小説のジャンルではないかもしれませんが、面白いです。

彼の小説が面白いのはキャラクターが生きているからです。

「登場人物のキャラクターを明確にすると、勝手に動き出す。」

という話を聞いたことがあります。

正に、登場人物が勝手に動いているからです。

しかし、想定外な出来事が起こった時にキャラクターの動きも想定外に動いたりします。

小説の中の登場人物と自分の周りの人物を重ね合わせて人を動かすイメージに繋げます。

現実社会では出来ない設定も想像の中では出来ます。

推理小説は人の心理を読み解くトレーニング教材です。

部下を持ち、動かす立場の人であれば「人を動かす」事で困った事もあるでしょう。

小説を読みながらシミュレーションを行ってはいかがでしょうか?

さあ、はじめよう

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20200723 「時と場所を変えてきちんと叱る」

感情に任せて怒ると、相手も感情で反発します。

特に「今どきの若者」に対しては丁寧に叱る事が大切です。

ある企業の新人教育の担当者が嘆いていました。

「今どきの若者の教育は難しい。反発させようとしても反発してこない。だからと言って従順かと言えばそうでもない。目上の人に対する態度とか見ているとブチ切れそうになる。自分に対しては自分が我慢すれば良いだけだけど。」

我慢は大事ですが、我慢しているこちらの事は誰も分かってくれません。

感情的になってはいけないと思うものの上手に叱る事はなかなか難しいですね。

「これはダメだ。あとできちんと叱らないと。」

という事実を目撃したら記録しておきます。

その上で、時と場所を変えて1対1できちんと叱ります。

「〇月〇日の~の時の事だけど、覚えているかい?」

と日付と時間を伝えます。

「その時に○○さんはどんな態度を取りましたか?」

と確認します。

本人なりに思い出します。

こちらが「ダメ」だと認識している事については覚えていません。

「そこで、あの時のこういう態度は良くありません。なぜなら、○○だからです。

○○さんはそのつもりが無かったのは分かります。しかし、捉え方は相手次第です。」

ときちんと叱ります。

ネチネチと引っ張らないために、

「で、昼飯何にしようか?」

とすっきりと話題を切り替えます。

感情に対しては感情で反発しますが、理屈で叱られると頭で理解しようとします。

感情的になりそうな時に思い出して使ってみてください。

怒るのではなく、叱るために出来る事は何ですか?

無理せず出来る小さな一歩を、

「さあ、はじめよう」

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20200722 「あげた くれない」

○○してあげた。

○○してくれない。

私が嫌いな言葉です。

誰かに対して「何かをする」のは自分の意思です。

「してあげた」って、自分を何様だと勘違いしているんでしょうか?

「してくれない」のは相手の勝手です。

何を期待しているんでしょうか?

相手がしたくなったら勝手に「してくれます」

上手におねだりしましょう。

○○してあげた結果、相手がしてくれない。

では、いつまで経っても相手に非があります。

あなた同様に誰もが自分が第一です。

相手もあなた同様に

「自分がしてあげたのに、あなたがしてくれない」と思っています。

いい加減、「あげた くれない」論争に終止符を打ちましょう。

そのための第一歩は、

あなたが相手に期待しない事です。

相手に期待しないで出来る事からはじめませんか?

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20200721 「やりたいこと 100個」

恥ずかしいので内容はマル秘ですが、私はやりたいこと100個リストを更新しています。

最初に書き出したのは、15年程前でした。

商業出版は出来た。

セミナー講師は出来た。

O’jeys(オヤジーズ)としてダンスでステージに立つ事は出来た。

と大きな枠で考えると「やった事」が増えました。

しかし、やればやるほど「やりたい事」として残り続けているものもあります。

ベストセラー、ロングセラーを書きたいという思いは膨らんでいます。

O’jeys(オヤジーズ)で全国ツアーをやりたい。

もっと、人の人生に影響を与えるセミナーの講師になりたくなっています。

そのいっぽうで、やってみた結果が向いていない事もはっきりしました。

ギターは復活したけれど音楽のセンスは無いな~と。

人生は有限です。

やりたい事が必ずしも出来るわけではありません。

それでも、書き出す事で一つ一つやっていける事は大きな喜びです。

「今さら」と諦めずに、これからの人生でやりたい事を書き出したいですね。

あなたのこれからの残りの人生でやりたい事は何ですか?

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20200720 「逆算思考」

いつかああしたい。

いつかこうなりたい。

では、いつまで経ってもいつかはやってきません。

一番分かりやすいのがダイエット。

〇キロ痩せたい。

と思っているのに、肝心の「いつまでに」が抜け落ちています。

が、なかなか出来ません。

私は4~6月で6キロ太りました。

仕事はリモートで、出張もなく家をほとんど出ないので当然ですね。

自粛解除になったので7月中に3キロ痩せると決めました。

(あまりにも急激に痩せるとパワー不足になるためです。)

とは言え、以前のようにダンススクールに通うのは憚られます。

朝食抜き、炭水化物減の摂取カロリーの食事対策とチャリの消費カロリー対策で3キロ減させました。

あと10日なのでもう1キロくらい絞ります。

分かっちゃいるけどなかなか出来ないのは、

「いつまでに」を決められないからです。

やろうと思いつつ先延ばしにしている事は何ですか?
「いつまでに」を決めて小さな一歩を、

「さあ、はじめよう」